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【村山貢司の気象&経済歳時記】猛暑の影響、中国の200万haに壊滅的被害
記事提供元:日本インタビュ新聞社
記録的な猛暑になった日本列島だが、9月も気温の高い状態が続く見込みである。この猛暑は日本だけではなく、中国から中央アジアにかけての広範囲で起きており、ヨーロッパ西部やオーストラリア東部などでも起きている。特に中国南部では猛暑に加えて記録的な少雨、干ばつになっておりおよそ200万haの農地が壊滅的な被害を受けている、中国全土の農産物の被害は莫大なものになりそうだ。
200万haといえば、日本の耕地面積のおよそ半分に相当するものである。中国の食糧自給率は90%前半まで落ち込んでおり、この夏の異常気象の影響は深刻なものになるだろう。日本でも関東から西では猛暑と記録的な少雨になっており、今年の米の生産量の減少や品質の低下が懸念される。2010年の猛暑では北陸地方で一等米の比率が20%台にまで低下し、農家に大きな打撃となった。この10年で農産物に大きな影響を与えるような猛暑は3回も起きており、早急に対策を講じる必要がある。
また、水不足も大きな問題である。関東から西の地方の夏の雨量は平年の40%以下の所が多く、各地で取水制限などが実施されている。水は使用料が大きく、しかも各家庭、工場、農地すべてに供給する必要がある。農産物は買えるが水は買えないことを肝に銘じておかなければならない。(気象予報士・経済評論家 村山貢司)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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