ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア、ライフスタイルブランドとして本格展開

2013年8月30日 13:20

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記事提供元:ファッションプレス

ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Wetwood)よりディフュージョンラインとして展開されている、ヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニア(Vivienne Westwood Anglomania)。2014年春夏シーズンより、既存のインポートラインに加え、英国ヴィヴィアン・ウエストウッド社と日本のファッションアパレル企業のインコントロとの共同企画によるライセンスラインが本格始動する。


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現在のところこの新しい形態のヴィヴィアン・ウエストウッド アングロマニアは単独店のオープンを計画しており、ライフスタイルブランドとして展開すべくプロダクトラインナップも幅広い。既存のインポートウェアに加え、日本で企画されたレディースウェア、またルームウェアやアンダーウェア、バッグ、雑貨類などがラインナップされる。単独店が実現すれば、店内には廃材を再利用した什器や床材などが使われる予定だ。


レディースウェアではパンツスタイルをプッシュ。トップスにはデニムやジャージー素材のリラックスパンツに合わせられる、プリントのカットソーやニット、ブラウスなどを中心に展開される。


ウェアやバッグの多くに、ブランド名の「ANGLOMANIA」やヴィヴィアン本人が唱えるメッセージ「BUY LESS CHOOSE WELL」など日本のヤングマーケットを意識したプリントが施されている。デザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドが近年訴え続けている気候変動問題提起やエシカルなファッション産業への想いを体現するデザインが打ち出される。


「エシカル ファッション アフリカ コレクション」のバッグは、世界で最も貧困に苦しむナイロビに住む女性の労働支援の為に発起された国際貿易センターとのコラボレーションによるもの。ビーズのアクセサリーはマサイ族の生産者によるハンドメイドだ。


ソックモンキー(Sock Monkey)と名づけられたぬいぐるみは、過去のソックスコレクションを縫い合わせて作られている。手作りの人形なので、ひとつひとつ違った表情が魅力。


東日本大震災の復興支援として企画された、東北地方在住の人々の手によって作られた特別なアイテム展開も。過去のハンカチコレクションを縫い合わせて作ったブックカバーやランドリーバッグなどだ。これまで大切に保存されていたヴィヴィアン・ウエストウッドの商品製作過程で残った生地やパーツをリユースしたアイテムを販売するこのような試みは、デザイナー本人が取り組む地球環境保護活動に連動している。


幅広いターゲット層に向けた新生アングロマニアの誕生は、ヴィヴィアン・ウエストウッドの世界観やメッセージをより身近に纏える新しい機会とファッションや環境における社会問題への気づきを与えてくれそうだ。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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