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アイスタイル Research Memo(2):圧倒的リーチ力を持つ広告媒体として「@cosme」の価値は向上
*16:26JST アイスタイル Research Memo(2):圧倒的リーチ力を持つ広告媒体として「@cosme」の価値は向上
■事業概要
アイスタイル<3660>は1999年の設立で、化粧品、美容関連商品等に関する利用者の商品評価情報サイト(=クチコミサイト)、「@cosme」の運営を手掛けている。「@cosme」のサイトでは会員登録を行った利用者が、化粧品等に関する個人の感想や使用感などの投稿を容易に実現できる仕組みを提供。また、登録会員から発信されるクチコミを蓄積してデータベース化し、登録会員以外のユーザーに対しても無料で情報を提供している。
ユーザーは、「@cosme」のサイトを訪れることにより、商品情報に関するクチコミを閲覧することができ、これによりメーカー主導ではない中立的な商品評価情報を得て、商品を購入する際の参考情報として活用することができるという特徴を持っている。同社はこうした仕組みを業界でいち早く作り上げ、2013年6月末時点における関連サイトも含めた登録会員数は254万人(前期末193万人)と、国内で最大規模の化粧品関連情報サイトとなっている。
また、「@cosme」の月間ユニーク訪問者(サイト訪問者)は約791万人(前期614万人)となり、サイト利用者を年齢層別でみると約76%が20~30代の女性で占められている。利用者の人口シェアをみると、20代の48.3%、30代の34.5%が同サイトを利用していることになり、圧倒的なリーチ力を持つ広告媒体として、その価値は年々向上していると言えよう。
事業セグメントでは、同サイト上でのインターネット広告販売を中心としたメディア事業と、子会社で運営するEC事業、店舗事業、その他事業の4セグメントに分類されている。EC事業、店舗事業はいずれも化粧品等の仕入販売事業となるが、位置づけとしては「@cosme」の広告媒体としての価値を向上させるための補完的事業となっている。また、その他事業はエステサロン等の検索・予約サイトの運営を手掛けるアイスポット(2012年5月に子会社化)の事業となる。なお、2012年には中国、香港、シンガポール、インドネシアに子会社を4社設立しており(香港を除く3社が連結対象)、事業セグメントとしてはメディア事業に含まれている。
2013年6月期の事業別構成比でみると、メディア事業が売上高で51.5%、営業利益で65.0%を占め、収益の柱となっていることがわかる。また、EC事業や店舗事業、その他事業といった全セグメントが収益に貢献していることも、特徴の一つとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》
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