概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は5営業日ぶり小反発、買い戻し優勢も上値の重い展開

2013年8月30日 09:47

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記事提供元:フィスコ


*09:47JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は5営業日ぶり小反発、買い戻し優勢も上値の重い展開
【ブラジル】ボベスパ指数 49921.88 +0.11%
昨日29日のブラジル市場は4日ぶりの小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比54.96ポイント高(+0.11%)の49921.88で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは47、値下がり23、変わらず1と買いが優勢。石油・ガスと素材を除くすべてのセクターが上昇し、中でもヘルスケアや消費財に買いが集中した。

中盤に上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅を縮小させた。小売りや不動産など内需関連に買いが継続したことが指数の上昇をけん引。インフレの落ち着きや利上げ後のアク抜け感が強まった。また、輸出関連の健闘も指数を下支え。レアル安を受け、利益率の拡大観測が高まった。

【ロシア】MICEX指数 1371.89 +0.16%
29日のロシア市場は5営業日ぶりに小反発。主要指標のMICEX指数は前日比2.25ポイント高(+0.16%)の1371.89で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり24、値下がり25、変わらず1と売りが優勢となった。

中盤に利益確定売りに押される場面もあったが、その後は買い戻された。連日の下落で売られ過ぎ感が強まったほか、好決算を発表した銘柄を中心に買い戻しが加速。港湾のノボロシスク・ポート(NMTP)や家電小売りのMビデオ(MVID)などが相次いで好決算を発表した。また、ウエートの高い石油のロスネフチ(ROSN)も大幅上昇。イーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)が同社の株式を追加で取得したとの発表が好感された。

【インド】SENSEX指数 18401.04 +2.25%
29日のインドSENSEX指数は大幅続伸。米国やアジア株高を受け、過度のリスク回避姿勢が後退した。この日のアジア市場では予想を上回る経済統計を受けてフィリピン市場が急伸したほか、経済ファンダメンタルズの良好な韓国株が上昇。国内ではインド準備銀行(中央銀行)の対策を受けて通貨ルピーが大幅反発し、前日に売られた金融やエネルギー関連が買い戻された。なお、準備銀行は28日、通貨スワップ窓口を開設して輸入業者に米ドルを貸し出すと発表した。

【中国本土】上海総合指数 2097.23 -0.19%
29日の上海総合指数は続落。朝方は堅調。中国政府が信用資産の証券化に関する試験プログラムを拡大する方針を固めたことが好感された。また、大手銀行が堅調な中間決算を発表したことも支援材料となった。ただ、その後は値を崩し、マイナス圏でのもみ合いに。8月の銀行新規融資が前月を下回るとの観測報道が銀行セクターの圧迫材料となった。また、不動産税(固定資産税に相当)の徴収地域の拡大案が中央政府に提出されたとの報道も警戒された。《FA》

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