【編集長の視点】サンセイランディは割安買いで動意、第2四半期を上方修正

2013年8月30日 07:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  サンセイランディック <3277> (JQS)は、8月2日に発表した今12月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を手掛かりに、25日移動平均線を上回って三角保ち合いからの上放れ様相を強めており、12月通期業績の2ケタ増益転換業績を見直し値ごろ割安株買いが拡大する可能性が大きそうだ。とくに相続税・贈与税の税制改革が、同社の底地販売に追い風となり、売り上げが2ケタ増を続けていることは、今後の業績続伸要因として注目度がアップしよう。

  同社の今12月期業績は、売り上げ108億4500万円(前期比14%増)、経常利益4億9700万円(同13%増)、純利益2億5300万円(同8%増)と見込まれている。複雑な権利関係の調整を必要とする不動産が、高齢化社会の進展で相続の発生、資産の処理に関係して増加し、権利調整・問題解決のノウハウに実績のある同社の底地販売の拡大につながる良好な市場環境となっており、平成25年度の税制改正で相続税や贈与税が見直されたことも拍車が掛かっている。同社は、この好環境下、前期から進めている組織の効率化とレベルアップをさらに進め、仕入れ情報チャンネルの拡大、地権者と借地人の双方の多様化するニーズを踏まえた権利調整の強化を図り業容を拡大させている。

  この好事業環境下、今期2Q累計業績は、第3四半期以降に販売を予定していた大型の居抜き物件・所有権の販売が2Q業績に前倒し計上され、売り上げが期初予想を6400万円上ぶれ、この売り上げ増に加えて底地の売上総利益率も向上したことから、経常利益も6000万円引き上げる上方修正を行い、1億4500万円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)とした。12月通期業績は、期初予想を据え置いた。

  株価は、全般相場・新興市場急落に巻き込まれて突っ込んだ2番底340円から下げ過ぎ訂正で512円までリバウンド、25日線出没の中段固めから2Q累計業績上方修正で25日線をクリアし三角保ち合いに煮詰まり感を強めてきた。PERは11倍台、PBRは0.8倍と割安であり、512円の戻り高値奪回から年初来高値888円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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