【編集長の視点】新規株式公開のNフィールドは買い気配値を切り上げ公開価格を上回る

2013年8月29日 10:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  N・フィールド <6077> (東マ)が、きょう29日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は1500円、公開株式数は、47万1500株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時45分現在、公開価格を300円、20%上回る1800円買い気配で売り買い差し引き約33株の買い物が集まっている。同社の公開価格を上回る買い気配で、IPO株は、昨年12月20日以来、30銘柄連続で初値が公開価格を上回る「負けなし」となっている。

  Nフィールドの買い気配は、全般相場が、シリア情勢の緊迫化や9月入りとともに控える内外の重要イベントを前に警戒感、ダウンサイド・リスクを強めている相場環境下、シコリがなく値動きの軽いIPO株選好が強まっているほか、同社の公開価格が、PER9倍台と割安で、資金吸収額が7億円強と小規模にとどまり、業態も、訪問看護事業を主力とする差別化経営を推進するディフェンシブ関連の内需株となっていることなどが、買い要因となっている。

  同社は、介護保険制度・医療保険制度に基づき、介護を住み慣れた地域や家庭で受ける「居宅サービス」を展開しており、主力は、うつ病や統合失調症などの精神的疾患を抱える在宅療養者を対象とする訪問看護事業となっている。同事業は、正看護師、準看護師、保険師などの有資格者による医師などと連携した医療行為を基本としており、全国に35カ所の拠点を設け、常勤・非常勤を含めて合計188名の有資格者により専門サポートをしている。

  今12月期業績は、売り上げ18億9600万円(前期比68%増)、経常利益1億7500万円(前期は2億3700万円の赤字)、純利益1億5100万円(同2億4500万円の赤字)、1株利益157.4円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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