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【編集長の視点】国際石開帝石は急続伸、資源株はシリア空爆の情勢緊迫で原油価格が続伸し関連株買い
<マーケットトーク>
国際石油開発帝石 <1605> は、1万9000円高の45万1000円と急続伸して始まっている。前日の米国市場で、米国のシリアへの空爆の可能性が強まり、中東情勢の緊迫化から原油先物(WTI)価格が一時、未明に112.24ドルと中東、北アフリカで民主化運動が吹き荒れた「アラブの春」以来、2年4カ月ぶりの高値をつけ、大引けも1.09ドル高の1バーレル=110.10ドルと続伸、株式市場でも、石油メジャー株が上昇したことを受けて、同社の今3月期業績の再上方修正思惑を高めて買い増勢となっている。
資源関連の産油・産ガス株は同社株のほか、石油資源開発 <1662> が、160円高の4455円と3日ぶりに急反発し、関東天然瓦斯開発 <1661> も、5円高の696円、関連株の日本海洋掘削 <1606> も、100円高の6560円とそれぞれ反発している。
国際石開帝石の今期業績は、第1四半期(1Q)決算発表時の今年8月に早期上方修正され、通期純利益は、期初予想の1370億円が1420億円(前期比22%減)へアップされ連続減益率を縮める。原油(ブレント)価格が、期初想定の1バーレル=100ドルから1Q実績で103.4ドルに上昇したことを踏まえて上昇修正した。ただ第2四半期以降の原油価格は、期初予想通りに100ドル、3月通期平均も100.8ドルと想定しており、ブレント原油と油差があって下サヤにあるWTI原油が、112ドル台に乗せてきただけに、同社の今期業績の再上ぶれ期待も高まってくる。
株価は、前期業績の再々上方修正で年初来高値54万2000円をつけてから原油価格の下落とともに調整し同安値39万8000円まで売られ、3分の1戻し水準まで持ち直した。シリア情勢やエジプトの政局不安など中東の地政学的リスクの先行きは予断を許さず、原油価格変動も想定されることから、9月末割り当ての株式分割(1対400)の権利取りも加わり、一段の戻りを試す展開が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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