【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急伸後の調整抜群、再騰近い

2013年8月29日 09:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  写真関連のアスカネット <2438> (東マ)の株価は7月下旬に動意付いて人気が継続している。25日移動平均線が接近して上値を指向する動きのようだ。新規事業・サービス展開に対する期待感が支援材料だろう。

  葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス事業、およびオリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービス事業が主力である。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連が主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。新規事業領域も育成・強化する方針であり、エアリアルイメージング事業では空中結像技術を用いた新ディスプレイの開発・量産化を推進している。

  今期(14年4月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比7.7%増の48億83百万円、営業利益が同4.5%増の6億86百万円、経常利益が同3.9%増の6億90百万円、純利益が同4.0%増の4億23百万円としている。琵琶湖OPセンター設立費用や新サービス先行費用などで小幅増益の会社見通しとしているが、保守的な印象が強い。原価改善効果なども寄与して上振れの可能性があるだろう。

  主力のメモリアルデザインサービス事業では前期低調だった葬儀施行件数が通常ペースに戻り、パーソナルパブリッシングサービス事業も堅調に推移する見込みだ。エアリアルイメージング事業ではプレ量産の売上を計上する見込みだ。さらに新サービス投入効果も期待される。8月8日には、利用者が撮った写真データを送るだけでプロ仕様のフォトブックができる「おまかせMyBook」サービスを開始した。

■『おまかせMyBook』サービス開始、空中結像も進展

  株価の動きを見ると、7月下旬に動意付いて800円台半ばの水準から8月16日の年初来高値5260円まで急騰した。その後は目先的な過熱感や信用取引規制などで3000円台前半の水準まで調整した。しかし8月27日には前日比570円(16.96%)高の3930円まで急騰する場面があった。人気が継続しているようだ。

  8月28日の終値3150円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS101円04銭で算出)は33~34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS803円45銭で算出)は4.2倍近辺である。週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消され、再動意の形だろう。8月16日の年初来高値5260円を目指しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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