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【編集長の視点】雪印メグミルクは相次ぐ新製品発売で下げ過ぎ訂正買いが再燃し反発
<銘柄ウオッチ>
雪印メグミルク <2270> は、21円高の1468円と3営業日ぶりに反発し、6月13日につけた年初来安値1335円からの底上げを鮮明化している。
今年8月に入って、牛乳など29品の出荷価格値上げに続き新製品を発表、売れ筋商品の『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』の新テレビCMの全国オンエアを開始し露出度を高めていることなどに反応し、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。相場テクニカル的にも、25日移動平均線を上回ってトレンド転換を示唆しており、年初来高値1600円へのチャレンジ期待を高めている。
同社は、8月2日に今3月期第1四半期(1Q)決算と牛乳の出荷価格の値上げを発表し、1Q業績そのものは減益転換して着地したが、値上げをポジティブに評価して株価は、1469円と109円高した。値上げは、昨年10月に生産者からの生乳取引価格を1キログラム5円引き上げることで合意し、このコストアップの吸収を進めてきたが、自助努力による吸収可能範囲を超えたとしてメグミルク牛乳など29品を10月1日出荷分から1~4%程度値上げする。
この値上げに続き同社は、新製品を相次ぎ発表、『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』のリニューアル新製品や『白いネオソフト』などを市場投入するとともに、新テレビCMを放映、露出度を高めている。
今3月期業績は、売り上げ5400億円(前期比3%増)、経常利益165億円(同0.7%増)、純利益95億円(同1%減)と見込んでいる。ヨーグルトやさけるチーズの生産能力増強が完了して売り上げは続伸し、経常利益は増益転換、純利益は、前期純利益を上方修正した反動で弱含みとなるが、前期の過去最高水準はほぼキープする。
株価は、年初来安値から同社乳酸菌の糖尿病抑制効果などの学会発表でバイオ株人気を高めて1500円台まで急伸するなど25日線を出没し下値固めを続けているが、PERは10倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは2.0%となお下げ過ぎを示唆している。今年4月高値1548円抜けから年初来高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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