米株式:上昇、8月末で極端に出来高に欠ける

2013年8月26日 23:37

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記事提供元:フィスコ


*23:37JST 米株式:上昇、8月末で極端に出来高に欠ける

米株式市場

S&P500は再度50日移動平均線を上回っているが、8月末で、極端に出来高に欠けている。例年、基本的には9月始めの月曜日のレイバーデー以降まで出来高は戻らない。

資産購入の行方への注目は高いが、連銀幹部の間では依然として足並みが揃っていないもよう。先週末に投票権を持つセントルイス地区のブラード総裁は9月縮小に慎重な見方を示す一方で、投票権を持たないロックハート・アトランタ連銀総裁は「9月に縮小開始するシナリオを否定しない」と発言し、近い内の縮小開始を支持。投票権を持たないサンフランシスコ連銀のウィリアムス総裁は9月の会合に向け「柔軟な姿勢を維持」と話すに留まっている。なお、ロイターのペドロ・デ・コスタ氏はジャクソンホール後に100億ドル規模でも9月に縮小開始が行われると予想している。

縮小開始へのシグナルとしては、今月6日に、「縮小9月開始のシナリオは明らかに除外されていない、縮小は恐らく今年中に始まる」と発言していた投票権を持つシカゴ連銀のエヴァンス総裁が、来週末9月5日の雇用統計後、9月17-18日の連邦公開市場委員会前の6日に講演を予定しているなかで、金融政策への言及があるか注目される。
 
予算案や債務上限問題への注目も高いが、議会は9月9日まで夏季休暇に入っている。

マクロ経済においては、市場予想を下回る7月耐久財受注後にゴールドマン・サックスが第3四半期のGDP予想を1.8%から1.7%に、バークレイズは2.1%から1.9%に引き下げている。

個別銘柄では、ソフトウエアのマイクロソフト(MSFT)のボルマー最高経営責任者が1年以内に辞任する予定とのこと。

海外では、欧州においてイタリアで政情不安が続いている。なお中東・北アフリカ発の地政学的リスクは依然続いている。政府による化学兵器使用の有無が注目されているシリアにおいて、国連の調査団体が現地で銃撃された報じられている。

S&P 500は3.87高の1667.37前後で推移、ナスダック総合指数15.30ポイント高の3673.09ポイント前後で推移、ダウ平均株価は25.79ドル高の15036.30ドル。(日本時間23時25分時点)。《KG》

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