エスプール Research Memo(4):今2Qは売上高で2期ぶり増収、営業利益で大幅増益を達成

2013年8月21日 18:41

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記事提供元:フィスコ


*18:41JST エスプール Research Memo(4):今2Qは売上高で2期ぶり増収、営業利益で大幅増益を達成

■業績動向

(1)2013年11月期の第2四半期の連結業績

2013年7月4日付で発表された、エスプール<2471>の2013年11月期の第2四半期累計(2012年12月-2013年5月期)の連結業績は、売上高が前年同期比1.9%増の2,600百万円、営業利益が同149.5%増の59百万円、経常利益が同201.5%増の52百万円、四半期純利益が同685.6%増の44百万円と好調な決算となった。

障がい者雇用支援サービスの本格拡大により、売上高が2期ぶりに増収に転じたほか、営業利益も付加価値の高い障がい者雇用支援サービスの売上増やロジスティクスアウトソーシングの収益改善などにより、大幅増益を達成した。また、期初会社計画との比較でみても上方修正となったが、これは障がい者雇用支援サービスで第3四半期以降の売上寄与を見込んでいた区画販売において、前倒しで第2四半期までに完売したことが主因となっている。期初計画に対して販管費率が0.2ポイント上昇したが、これは人材ソリューション事業における拠点の拡大に伴う人件費増やスタッフの募集費が増加したことによるものである。

セグメント別の動向は以下の通りとなっている。


○ビジネスソリューション事業

ビジネスソリューション事業の業績は、売上高で前年同期比9.3%増の941百万円、営業利益で同116.9%増の90百万円となり、ほぼ2倍の増益となった。前述したように障がい者雇用支援サービスが好調に推移したことが主因で、ロジスティクスアウトソーシングやキャンペーンアウトソーシングの売上高についてはほぼ前年同期並みの水準に留まった。ただ、ロジスティクスアウトソーシングにおいては生産性の向上を進めた結果、売上高総利益率が改善し、利益増に寄与している。

その他、2013年4月から新たにマーチャンダイジングサービスと除染業務を相次いで開始した。マーチャンダイジングサービスは、GMS(総合スーパー)やドラッグストアなどの店頭における販売代行サービスで、今後の注力事業の1つでもある。


○人材ソリューション事業

人材ソリューション事業の業績は、売上高で前年同期比1.1%減の1,727百万円、営業利益で同7.9%減の144百万円と伸び悩んだ。コールセンター業務や携帯電話販売業務に関してはほぼ前年同期並みの売上を確保したものの、競争が激しいクレジットカード開拓業務の売上高が伸び悩んだほか、派遣法改正(短期派遣が一部例外を除いて原則禁止)の影響で物流企業向けの人材派遣を一部手控えたことが減収要因となったほか、利益面では売上総利益率こそ改善したものの、拠点数の拡大に伴う人件費やスタッフ募集費の増加が減益要因となった。

また、2013年11月期より大阪地下鉄構内に出店しているコンビニエンスストア向けのストアスタッフ派遣が始まっており、40店舗同時のオープンとなったが、順調に立ち上がったことで顧客から高評価を得た。大阪での評価を受けて今後は全国に拡大していく計画で、下期より九州(福岡)、中京(名古屋)、東京でのサービス開始を目指している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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