関連記事
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループが上放れる、5月高値が視野
電設資材商社のトシン・グループ <2761> (JQS)の株価が動意付いてモミ合い上放れの形となった。5月の年初来高値も視野に入るだろう。
首都圏を中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。消費増税前の住宅着工増加などが追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤も強化している。
今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。アベノミクス効果による公共投資の増加、新設住宅着工戸数の増加、企業設備投資の回復に加えて、北関東を主体とした営業拠点網の拡充効果などで好業績が期待される。
■新たな自己株式取得を発表、上限60万株
なお、12年8月6日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間12年8月7日~13年7月31日)は、7月31日時点で累計取得株式総数51万8300株、累計取得価額の総額11億8945万6800円となって終了した。そして8月5日には新たな自己株式取得を発表し、取得株式総数の上限60万株(自己株式除く発行済株式総数の6.35%)、取得価額総額の上限15億円、取得期間13年8月6日~14年7月31日としている。
株価の動きを見ると、概ね2200円~2300円近辺のレンジで推移しながらも、徐々に水準を切り上げている。そして8月19日には前日比179円(7.78%)高の2479円まで急伸する場面があり、終値でも自己株式取得発表を好感して動意付いた8月5日の戻り高値2383円を突破した。モミ合いから上放れる動きのようだ。
■PER11~12倍、利回り2%台、PBR0.7倍
8月19日の終値2400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.7倍近辺である。
週足チャートで見ると、13週移動平均線と26週移動平均線を突破して強基調へ回帰の形となった。指標面での割安感や需給面での自己株式取得も支援材料となり、5月13日の年初来高値2650円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【飛び乗り飛び降りコーナー】オークファン4営業日ぶり反発で出直り、第3四半期好調、通期2ケタ増益(2013/08/06)
・【チャート診断】スズキは上値のフシを前にモミ合う、トヨタに比べ出遅れでフシ突破も(2013/08/06)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
