19日の香港市場概況:3日続落、欧米株安を受けて総じて軟調な値動きに

2013年8月19日 17:42

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記事提供元:フィスコ


*17:42JST 19日の香港市場概況:3日続落、欧米株安を受けて総じて軟調な値動きに

19日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3営業日続落となり、前営業日比54.11ポイント安(-0.24%)の22463.70で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同21.12ポイント安(-0.21%)の10199.08、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同23.77ポイント安(-0.55%)の4316.97だった。

香港市場は総じて軟調な値動きに。低調な米景気指標を受けて、前週末の米国株が下落した流れを引き継いだ。また、16日に光大証券(601788/CH)が上海市場で起こした誤発注問題を巡り、同社の対応や市場にもたらす影響への警戒感も朝方は根強かった。中国本土市場が後場に切り返すと、ハンセン指数も小高くなる場面があったが、その後は再び売り優勢に。この日の欧州株が総じて軟調なスタートとなったことが嫌気された。

ハンセン指数の構成銘柄では、華潤電力控股(00836/HK)が6.20%安。昼休み時間に発表した決算は市場予想をやや上振れたが、電力価格の引き下げ観測が嫌気された。一方、中国石油化工(00386/HK)と中国海洋石油(00883/HK)が高い。モルガン・スタンレー(MS)は原油相場の上昇を理由に、短期的な株価上昇の可能性が高いと指摘している。

その他銘柄では、光大控股(00165/HK)が0.18%反発。傘下の光大証券の誤発注問題への警戒感から、続落してスタート。ただ、同社は経営への影響は軽微との見通しを発表しており、徐々に買い戻される展開となった。中信証券(06030/HK)など本土系証券株も後場に切り返している。

このほか、通信設備関連が高い。中国国務院(内閣に相当)が18日、ブロードバンドなど高速通信の普及拡大を目指す「ブロードバンド・チャイナ」計画について、正式に国家戦略とする方針を示したことが材料視された。光通信デバイスのオーネット(00877/HK)や携帯電話機大手の中興通訊(00763/HK)などが買い進まれた。《KO》

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