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8日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国の経済指標待ちで上値は重い
*17:38JST 8日の香港市場概況:3日ぶり反発、中国の経済指標待ちで上値は重い
8日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3日ぶり反発となり、前日比67.04ポイント高(+0.31%)の21655.88で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同38.26ポイント高(+0.41%)の9484.64、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同23.46ポイント高(+0.57%)の4133.67だった。
香港市場は自律反発狙いの買いが先行。ハンセン指数はHSBC(00005/HK)のさえない決算をきっかけに大きく下落した後とあり、今日は値ごろ感を意識した買いが入った。また、取引時間中に発表された中国の7月輸出入が市場予想を上回る伸びとなったことも、買い安心感につながった。とはいえ、明日9日も中国の経済指標を控えていることから買い進む動きは見られず、プラス圏でのもみ合いが続いた。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭株が高い。中国中煤能源(01898/HK)が2.45%高、中国神華能源(01088/HK)が1.62%高で引けた。7月に鋼材価格がやや回復したのを受けて、燃料となるコークスやその川上の石炭も価格が上昇しているという。これを受けて複数の石炭会社が値上げに踏み切ったようだ。
一方、テンセント(00700/HK)に利益確定売りが続き、1.05%値を落した。また、香港証券取引所(00388/HK)が0.41%下落。傘下のロンドン金属取引所(LME)が米国で提訴された問題を巡り、事態が一段と悪化する可能性が指摘されている。同社は前日大引け後、別の集団からも提訴を受けたことを明らかにした。
その他の個別銘柄では、チャイナ・レアアース(00769/HK)が13.68%続伸。中国当局がレアアースの不法採掘への取り締まりを強化する方針と伝わり、価格回復への期待が膨らんだ。一方、TCL多媒体科技(01070/HK)は変わらずで引けた。中国での液晶テレビ販売が7月もマイナスとなったことが嫌気された。
このほか、中国聯通(00762/HK)が大引け間際に急速に切り返し、ほどなく株式取引を一時停止(日本時間午後4時32分)。同社は今日取引終了後に決算発表を予定していたが、中国国有資産監督管理委員会のウェブサイトに、業績の内容が掲載されたことが原因とみられる。この掲載内容はその後すぐに削除された。《KO》
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