8日の中国本土市場概況:まちまち、不安定な外部環境が相場の重し

2013年8月8日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 8日の中国本土市場概況:まちまち、不安定な外部環境が相場の重し

8日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比1.88ポイント安(-0.09%)の2044.90、深セン成分指数は同18.78ポイント高(+0.23%)の8114.87で取引を終えた。中盤に上値を追う展開を示したが、その後はじりじりと上げ幅を縮小させた。

前日の米国株式市場が続落したことや、東京市場が終盤に下げ幅を拡大したことなど不安定な外部環境が相場の重し。また、米国の量的緩和が早期に縮小されるとの懸念が根強いことも圧迫材料となった。

中国国内では、証券各社が「個別株オプション取引の模擬取引に向けた準備」という通知を受け取ったと報じられた。個別株オプション取引が導入されれば、A株の空売りができるため、現時点では同オプションの導入に対するネガティブな見方がやや優勢となっている。

一方、堅調な貿易統計が景気失速懸念を後退させた。7月の輸出入増加率がともにプラスを回復し、市場予想を上回った。また、中国人民銀行(中央銀行)が今日8日にも買いオペを継続したことも流動性不足懸念をやや緩和させた。

セクター別では、医薬品や家電関連が上昇率上位に浮上。記録的な猛暑を受けて、熱中症などの体調崩れが相次いで報告され、医薬品やエアコンなどに対する需要が大幅に増加すると予測されている。また、景気失速懸念の後退に加え、夏休みの特需で旅行や家具、小売りなど内需関連も買われた。《KO》

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