自律反発も指数インパクト銘柄頼り/ランチタイムコメント

2013年8月8日 11:52

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記事提供元:フィスコ


*11:52JST 自律反発も指数インパクト銘柄頼り
 日経平均は反発。101.28円高の13926.22円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。日経平均は小幅に続落で始まった。7日の米国株安や円相場の上昇を受けて、売りが先行した。ただし、前日に500円を超える下げの反動も意識され、プラス圏を回復。前日に下げのきつかったファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>などが反発。先物主導によるインデックス買いなどから、日経平均は一時14000円を回復する局面をみせている。
 ただ、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする様子見ムードも強く。14000円近辺でのこう着に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり938に対して値下がり652、変わらず155と、値上がり数が全体の過半数を占めている。セクターでは、非鉄金属、医薬品、不動産、電力ガス、その他金融、機械などがしっかり。
 日経平均は自律反発となった。前日に下げの目立っていた指数インパクトの大きい銘柄が反発しており、日経平均を押し上げている。ただ、値上がり数は過半数を占めているものの、前日には9割を超える銘柄が下げていたことからみれば、指数インパクトの大きい銘柄にとどまっており、底打ち感は意識しづらい。
 また、市場の関心は日銀の金融政策決定会合の結果となる。金融政策の維持は織り込み済みだが、景気回復の広がりが示されるようだと支援材料になりそうだ。もっとも、結果を受けて円相場が大きく変動をみせてくる可能性があるため、円相場を睨みながらの展開になろう。
 そのほか物色の流れは、指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>などや、決算を手掛かりとした個別対応に。(村瀬智一)《FA》

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