【狙い場・買い場】田中商事は消費税関連思惑も潜在し万年割安返上へ待ち伏せ買い妙味

2013年8月8日 11:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  田中商事 <7619> は、8月6日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、増益転換して着地したものの、3月通期業績に対して低利益進捗率に止まったことが響き、再び25日移動平均線を試す下値確認となっている。しかし、この低利益進捗率は、電設資材商社の当社にとっては季節的な会計特性が要因となっており、通期純利益の連続大幅続伸予想に変更はなく、明らかに下げ過ぎである。政治的な綱引きが続く消費税増税が本決まりとなれば、住宅着工の増税前の駆け込み需要が、同社の関連特需として波及する可能性があり、下値は万年割安返上の待ち伏せ買い妙味を示唆している。

  1Q業績は、前年同期比4%増収、88%経常増益と増益転換し、純利益は4800万円(前年同期は収支トントン)と急回復したが、3月通期業績対比の利益進捗率は、わずか6%強に止まった。電線、照明器具、配・分電盤などを地域の工務店、建設会社などに直接販売・配送する電設資材商社として、建設工事の竣工が、年末近くの11月~12月、年度末の3月に集中し、同社の売り上げも期の下半期に集中的に計上されることが、この低利益進捗率の要因となっている。

  3月通期業績は、自社保有営業所により地域密着型で全国転換している営業ネットワークを活用して新規顧客の開拓や既存顧客の掘り起こしにより地域シェアをアップさせ、太陽光発電関連のエコ商材も拡販して大幅続伸を予想、通期純利益は、7億3100万円(前期比2.7倍)と見込み、2007年3月期の過去最高(7億9900万円)に接近する。消費税増税で駆け込み需要が発生すれば、特需波及で最高純益更新の期待も高まろう。

  株価は、前期業績の下方修正から今期業績の大幅続伸を予想したことでストップ高を交え窓を開けて年初来高値642円まで急伸し、窓埋めの調整で25日線を試す保ち合いを続けている。PER6倍台、PBR0.5倍の万年割安返上に向け、下値は逆張り対処で報われそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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