タマホーム Research Memo(2):注文住宅業界で「低価格良質住宅市場」を築いたパイオニア

2013年8月7日 18:47

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記事提供元:フィスコ


*18:47JST タマホーム Research Memo(2):注文住宅業界で「低価格良質住宅市場」を築いたパイオニア

■会社概要

(1)会社沿革

タマホーム<1419>は1998年6月に福岡県で設立された。創業のきっかけは、創業者である玉木社長が30代のころに住宅事情を調査するために渡米した際、米国は日本の半分程度の坪単価30万円で家を持てることを知ったことだった。玉木社長は日本と米国の住宅価格の差はもちろん、その価格が人々の暮らしに豊かさを与えるということも知り、日本でもローコスト住宅を提供したいという思いが募ったという。

会社設立から1年半後の2001年1月1日には、第1号店の筑後モデルハウスがオープン。当時ほとんど無名の同社のモデルルームには、元日で小雨交じりの悪天候にも関わらず、口コミで集まった人々で大盛況、なかには山口や長崎からの来店者もいるなど、「いい家でしかも安い!」という同社のスタンスが間違っていないことを証明した。

以降、2003年の中国地方進出、2004年の関西地方進出、2005年の東海地方進出、東京港区への本社移転、東北地方進出、関東地方進出、2007年の北陸地方進出、2009年の長期優良住宅標準対応、2011年の沖縄県進出(47都道府県への出店完了)などを経て、事業は急成長を続け、2013年3月には東京証券取引所市場第一部、福岡証券取引所への上場を果たした。注文住宅業界では「大手メーカー8社」という言葉が長く使われ、「もう業界大手企業が生まれる可能性はゼロ」とまで言われていたが、同社はこれを覆して「大手9社」という言葉を業界内に根付かせる成長を遂げた「低価格良質住宅市場」のパイオニアである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》

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