【株式評論家の視点】ペプチドリームは基本的な成長路線は不変、修正高局面入りは近い

2013年8月7日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ペプチドリーム <4587> (東マ)は8月1日の8310円でダメ押しを完了、本格反騰へのスタートを待っている。7月26日に前2013年6月期の業績について営業利益を1億7100万円から1億6100万円へ減額したことがダメ押し形成の要因。米国ファイザーとの共同研究解消に伴い売り上げは1700万円オンされたが、原材料費用の増加が響いた。

  米国ファイザー社に対して見込んでいた売上げ、利益を控除し、売上げ、売上げ原価、販管費などについての見直しも行ったため、今2014年6月期についても、営業利益を9億5900万円から7億1800万円へ下方修正した。

  同社は、特殊ペプチド医薬に特化した事業を展開している。「特殊ペプチド」とは、生体内タンパク質を構成するアミノ酸のほかに、特殊アミノ酸と呼ばれるD体のアミノ酸やNメチルアミノ酸等を含んだ特殊なペプチドである。特殊ペプチドは、従来の低分子医薬や抗体医薬の問題点を低減しながら、同時に双方の優位点を実現できる可能性がある。

  同時に「生体内の安定性が悪い」、「細胞膜を透過しにくい」などの弱点があったが、同社はそれらの点をクリアーし、独自の創薬開発プラットシステムのPFDPSを開発。特殊ペプチドから医薬品候補物質を創製することを目指している。

  特に、アンメット・メディカルニーズ(未だ有効な治療方法がない医療ニーズ)と呼ばれる分野の疾患には有効な治療薬がほとんどないが、同社はアンメット・メディカルニーズを含めて多くの疾患に対して効果的な治療薬することが目標であり、使命として考えている。今回の修正に際しても、2015年6月期の営業利益9億8800万円の見通しについては据え置かれており、基本的な成長路線は継続している。売られ過ぎの修正高局面入りは近い。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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