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米株式:下落、今月最大規模の債券購入を前にS&P500は1700割る
*23:35JST 米株式:下落、今月最大規模の債券購入を前にS&P500は1700割る
米株式市場
S&P500は先物で見て5日引け後からギャップダウンしていたなかで、朝方以降も大きな買い戻しの動きに欠け、寄り付き後には現物が1700を割っている。6日の債券購入は47.5-57.5億ドルで予定されており、今月最大規模となっている。なお、夏季に入り極端に出来高に欠けるなかで、SP500のETF:SPYの5日の出来高は極端に少なかった。
投票権を持たないロックハート・アトランタ連銀総裁が、寄り付き前に「10月に縮小開始するシナリオを除外せず」と発言しているが、9月に関しては可能であるものの、必要ではないとしており肯定的な見方は示していない。9月にはバーナンキ議長による四半期ごとのプレスカンファレンスが予定されているが、10月にも催すことは不可能ではないとの見解のようだ。なお、5日に投票権を持たないダラス連銀のフィッシャー総裁は「連銀は、縮小開始することによるマーケットの混乱を避けなければならない。縮小をこの秋から開始することを提言する。」と発言していた。UBSは、債務上限問題が再度注目されるという財政政策の問題から連銀による資産購入縮小は12月からとの見方を示している。なお、先週2日、投票権を持たないフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が金融と財政政策の明確な区別を提言していた。
今週は他にも本日午後に、投票権を持つメンバーのシカゴ連銀のエヴァンス総裁、7日午後の投票権を持たないクリーブランド連銀のピアナルト総裁と連銀幹部による講演・発言が予定されており、先の縮小の行方を受けて注目される。
マクロ経済に関しては、ゴールドマン・サックスとバークレイズは今朝の貿易収支後に、第2四半期のGDP予想をそれぞれ1.7%から2.2%に、1.8%から2.5%に引き上げている。経済成長に関しては、31日朝方に発表された第2四半期のGDP(速報)は市場予想を上回っていたが、前期分は大きく下方修正されていた。今回のGDPに関しては、ゴールドマン・サックスのエコノミストであるハッツイアス氏が「現在の連銀による今年の成長見通し2.3-2.6%を示唆する数字ではない。よって、四半期毎の経済見通しが発表される9月に連銀が成長見通しを下方修正する」と予想していた。
個別銘柄では、アパレルのマイケル・コース(KORS)が市場予想を上回る決算を発表している。
海外では、イエメンでの地政学的リスクが報じられているが、ブレント・ウエスト・テキサス・インターメディエイト共に下落しており、少なくとも原油価格から見る影響は限定的となっている。
S&P 500は8.04安の1699.10前後で推移、ナスダック総合指数20.66ポイント安の3672.29ポイント前後で推移、ダウ平均株価は86.58ドル安の15525.55ドル。(日本時間23時25分時点)。《KG》
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