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アジュバン Research Memo(3):スキンケアとヘアケアの化粧品事業で売上高の96%以上
*19:15JST アジュバン Research Memo(3):スキンケアとヘアケアの化粧品事業で売上高の96%以上
■会社概要
(2)事業概要
アジュバンコスメジャパン<4929>の事業は、スキンケアとヘアケアの「化粧品」販売である。2013年3月期の化粧品事業の割合は、連結売上高で4,468百万円に占める約96.7%となっている。ラインアップは、スキンケア、ヘアケア、メイクアップである。ただし、同社のセグメントとしては、メイクアップはスキンケアに組み込まれており、化粧品事業はスキンケアとヘアケアの2セグメントで構成される。メイクアップをスキンケアの中に入れているのは、同社の製品が「皮膚トラブルを改善できる」というコンセプトであるため。このコンセプトに基づけば、メイクアップもスキンケアのアイテムのひとつになる。
スキンケアは、連結売上高の46.3%を占める。エイジングケア用の「AEシリーズ」と敏感肌向けの「ベーシックシリーズ」が主要ブランドとなっている。その他、ファンデーション、アイライナー、マスカラ、口紅などのメイクアップ「プリンシェルシリーズ」や、サプリメント、2012年11月に発売した男性用化粧品「Q&Nシリーズ」(クレンジングジェルと化粧水)などがラインアップされている。
連結売上高に占めるラインアップ別の割合はAEシリーズが32.0%、ベーシックシリーズが2.2%、メイクアップが12.1%となっている。
なお、主力のAEシリーズ5種類が2013年度のモンドセレクション金賞、1種類が最高金賞を受賞している。
サロン向けに販売するという同社製品の性格上、使用頻度の高いヘアケアは、連結売上高の58.2%を占める。ラインアップは、シャンプー・トリートメント等、スタイリング等である。連結売上高に占めるラインアップ別の割合はシャンプー・トリートメント等が53.5%、スタイリングが4.7%となっている。
「化粧品」以外では、サロンの経営支援システム「MAPシステム」の売上高などがあり、構成比で3.3%を占める。MAPシステムは、同社が独自に開発した加盟店向け経営支援システムで、導入したサロンが毎日の営業実績リストを簡単に作れるほか、データをもとに営業・経営分析もできる。なお、同社では営業社員によるサロンの経営指導も行っているが、この指導は原則無料としている。
セグメント利益は公表されていないが、化粧品の利益率がほぼ同社の利益を反映していると見てよかろう。また、製品のラインアップごとの利益率の差も大きくないと想定される。
製造・販売体制に関してみると、同社は工場を持たないファブレス経営であるため、研究・開発と販売のみを行っている。また、研究・開発と販売は別組織となっている。販売はアジュバンコスメジャパンが担当、研究・開発はアジュバンの全額出資子会社であるアジュバンコスメティック(連結子会社)が担当している。アジュバンコスメティックの社長は、田中専務が兼務している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》
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