関連記事
ネットプライス Research Memo(1):インキュベーション事業が次世代収益の柱へ
*19:52JST ネットプライス Research Memo(1):インキュベーション事業が次世代収益の柱へ
ネットプライスドットコム<3328>は、オンラインショッピング、中古ブランド品の買取販売などEコマース事業を手掛ける。ネット系ベンチャー企業の投資・育成事業を国内外で強化中。
同社は2013年9月期をグループ全体の事業構造転換の最終年と位置付け、従来のギャザリング部門中心の収益体質から他のEコマース事業、並びにインキュベーション事業の育成によって収益成長を図る体制作りの構築を進めてきた。中古ブランド品の買取販売事業や海外居住者向け商品転送サービス事業で国内トップの実績を誇るまでに成長しており、2014年9月期以降の収益構造を牽引していくものと思われる。
一方、スマートフォン関連サービスを展開する新規事業のほかに、2013年4月に本社内にインキュベーションを専門に行う部署、「Beenos本部」を新たに立ち上げた。とりわけ、新興国への投資に注力していく方針で、2012年のインドネシアに続き、2013年にはインドやトルコのeコマース関連企業に相次いで出資した。新興国ではこれからeコマースの普及拡大期に入ることから、これら企業も大きな飛躍が見込まれており、今後イグジット(投資資金の回収)による収益への貢献が期待される。同社では、今後「新興国に強いインキュベーション企業」として同事業の拡大を進め、Eコマース事業と並ぶ収益の柱に育成していきたい考えだ。
2013年9月期の第3四半期(2013年4-6月期)の業績は、Eコマース事業の収益性が一時的に低下したことで、営業利益が3四半期ぶりに赤字となったものの、営業外で投資有価証券売却益を計上したことで、経常利益は128百万円の黒字となった。2013年9月期の通期業績は、第4四半期にEコマース事業の回復が見込まれ、経常利益は64~184百万円と3期ぶりの黒字に転じる見通しだ。
■Check Point
・インキュベーションを行う専門部署「Beenos本部」を立ち上げ
・今期は通期でも経常利益、当期純利益の黒字化を見込む
・配当可能な利益がでた段階で配当を実施する可能性も
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
スポンサードリンク

