2日の香港市場概況:続伸、米雇用統計やHSBC決算待ちで上値は重い

2013年8月2日 17:38

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:38JST 2日の香港市場概況:続伸、米雇用統計やHSBC決算待ちで上値は重い

2日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前日比102.18ポイント高(+0.46%)の22190.97で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同10.88ポイント高(+0.11%)の9734.81、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同40.62ポイント高(+0.99%)の4160.26だった。

米中の堅調な経済指標を好感し、前日の米国市場が上昇した流れを引き継いだ。また、中国人民銀行(中央銀行)が前日に資金供給オペを継続したことで流動性懸念が後退。好決算を発表した和記黄埔(00013/HK)が大きく上昇したことも、指数を押し上げた。ただ、米雇用統計を今晩に控えているほか、週明け5日には大型株のHSBC(00005/HK)が決算発表を予定しているとあり、様子見気分から上値の重い動きを続けた。

ハンセン指数の構成銘柄では、和記黄埔が4.50%高。前日大引け後に発表した決算が市場予想を上回ったことが好感された。このほか、華潤置地(01109/HK)や中国海外発展(00688/HK)など本土系不動産株の上昇が目立つ。中国本土で不動産デベロッパーの増資規制が解禁されたと報じられている。

一方、本土株が上げ幅を縮小する中、中国人寿保険(02628/HK)も値を崩し、0.85%安で引けた。また、中国工商銀行(01398/HK)や中国銀行(03988/HK)など、本土系銀行株の一角も安い。預金の流出が報じられており、それによる貸出業務への影響に警戒感が強まった。

その他の個別銘柄では、ベビー用品大手の好孩子国際(01086/HK)が8.50%高。子供用トイレタリー製造の青蛙王子(01259/HK)も8.17%上昇した。中国政府が早ければ年末にも一人っ子政策を緩和する方針との報道が材料視された。《KO》

関連記事