米株式:上昇、S&P500は1700近くでの動き続ける

2013年7月31日 23:46

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記事提供元:フィスコ


*23:46JST 米株式:上昇、S&P500は1700近くでの動き続ける

米株式市場

午後に結果が明らかになる連邦公開市場委員会を前に上昇、S&P500は依然として1700を伺う展開が続いている。なお、債券市場は依然として沈静化しておらず20年債超のETF(TLT)は52週安値を更新している。

マクロ経済においては30日午後にはS&Pが2013年のGDP予想を2.7%から2.0%に引き下げている。31日朝方に発表された第2四半期のGDPは市場予想を上回っているが、前期分は大きく下方修正されている。今週末8月2日には7月雇用統計が発表されるなかで朝方に発表されたADP雇用統計では20万人の増加が発表されている。

2014年1月で任期を終えた後にリタイアするとの見方が一般的なバーナンキ議長の後任への行方に関してはウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏が30日午後にホワイトハウスの元経済顧問のサマーズ氏を「一番有力な候補」として紹介。ヒルゼンラス氏のレポートでは、サマーズ氏は以前「私見では資産購入による経済への影響は多くの人が思うよりも非常に限定的」と発言していたが資産購入の影響を特に強く否定してもいない、としている。サマーズ氏は金融政策よりも財政政策の方が経済に与える影響は多いとみているもよう。

債務上限問題に関しては財務省の報道官が「議会が債務の上限引き上げを引き上げるよう強く進言」しているが、「9月2日以降から協議するだけの時間もある」としている。議会は今週末の8月2日以降、9月9日まで夏季休暇に入る予定となっている。債務上限問題に関しては今週、S&Pが米国の財政政策による「ショック、または不確実性」は増加していると指摘していた。

個別銘柄では、クレジットカードのマスターカード(MA)が市場予想を上回る決算を発表している。

S&P 500は10.04高の1696.00前後で推移、ナスダック総合指数19.59ポイント高の3636.06ポイント前後で推移、ダウ平均株価は104.05ドル高の15624.64ドル。(日本時間23時45分時点)。《KG》

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