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コニシ Research Memo(7):合成接着剤の国内シェア10%強、内装工事用では過半を占める
*18:37JST コニシ Research Memo(7):合成接着剤の国内シェア10%強、内装工事用では過半を占める
(3)ボンド事業における市場シェアと競合企業
コニシ<4956>の主力製品である合成接着剤の国内市場規模は、グラフにみられるように2012年の生産量で850,750トンとなっている。同社の2013年3月期の生産量が87,156トンだったことから、市場シェアは10%強の水準と推計され、ここ数年は僅かながら上昇トレンドにある。また、同社による金額ベースの推計では12~13%(建設用シーリング材除く)となっており、国内では数量、金額ともトップシェアとなっている。前述したように同社は様々な市場における接着剤を製品化しており、接着剤業界の百貨店とも言える存在だ。
分野別でみると、一般家庭用に関しては市場規模が100億円前後で、セメダイン<4999>と同社でシェアを二分している。住関連用では用途が多岐に広がるため市場規模は定かではないが、内装工事用接着剤におけるシェアは約6割と過半を占めている。競合としてはアイカ工業<4206>、セメダイン<4999>、オーシカなどがある。建設シーリング材は市場規模が230億円前後で、横浜ゴム<5101>、サンスター技研に次いで業界3位に位置しており、シェアは約22%となっている。建設・土木用に関してはショーボンド化学が接着剤においての競合となるが、実際の現場では子会社のボンドエンジニアリングがショーボンド建設と競合する格好となっている。外販先としては防水工事業者などがあり、樹脂・工法売りに関しては6割のシェアを持っている。また、工場生産用としては製紙・製本業界向けがあるが、同分野では昭和電工<4004>、ダイセル<4202>などが大手で、同社の市場シェアは低い。また、エレクトロニクス製品の生産用ではセメダインやスリーボンドが強く、両面テープまで広げると日東電工<6988>や住友スリーエムが大手として挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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