コニシ Research Memo(4):アイテム数は「ボンド」のブランドが付く商品だけで約6,500種

2013年7月31日 18:31

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記事提供元:フィスコ


*18:31JST コニシ Research Memo(4):アイテム数は「ボンド」のブランドが付く商品だけで約6,500種

○ボンド事業

コニシ<4956>はボンド事業として、工業用・一般家庭用の各種接着剤、シーリング材及びワックスの製造販売を国内外で展開している。アイテム数は「ボンド」のブランドが付く商品だけで約6,500アイテムにのぼり、業界での品揃え数は国内で群を抜いている。生産拠点は国内で滋賀工場、栃木工場をメイン拠点に、水性系接着剤のみを生産している浦和工場、子会社のサンライズMSIが保有する岡山工場の4拠点で、海外で中国と持分法適用会社のベトナムに工場を持つ。販売体制に関しては、ボンド商品は全て代理店又は子会社のボンド販売を経由してホームセンターや量販店、住宅メーカー、施工業者向けなどに販売されている。代理店に関しては約900社が全国に網羅されている。

また、サンライズMSIに関しては主に戸建て用の建築用シーリング材や自動車用シール材・接着剤を製品化しているが、コニシや代理店を経由せずに直接最終顧客である住宅メーカーや自動車メーカーに販売している。中国子会社では現地企業を中心に東南アジアのユーザー(自動車・建材業)向けにも販売している。

2013年3月期の連結ベースの売上高は49,859百万円、営業利益率で8.9%の水準となっている。売上高の内訳としてはグラフの通りで、コニシ単独ベースでみると住宅・建材関連が44.0%と最も大きく、次いで土木建築用が25.0%(建設用シーリング材が半分を占める)、一般家庭用が14.6%、工場生産用が13.6%、ワックスが2.8%となっている。なお、土木建築用のうち約半分は建設用シーリング材となっている。

また、子会社のサンライズMSIでは戸建て用の建築用シーリング材・自動車用シール材等を主力製品としており、売上高は7,573百万円、営業利益率は13.0%とコニシ本体よりも収益性は高く優良子会社となっている。

以上から、ボンド事業においては売上高の過半を住宅・建設業界向けで占める格好となっており、業績に与える影響も大きいと言える。実際、建設投資の動きとボンド事業の売上高はグラフの通り、相関性が高くなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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