【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンの今4月期は営業利益21.5%~27.1%増益へ、会員小売店数は3万6540店舗

2013年7月31日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 電子商取引サイトを運営するラクーン<3031>(東マ)の株価は調整が一巡して出直り展開が期待されるだろう。

 アパレル・雑貨分野の企業間電子商取引サイト「スーパーデリバリー」を運営するEC事業を主力として、締め支払い決済サービスの「Paid」サービス、売掛債権保証事業など周辺分野に事業領域を広げている。前期(13年4月期)末の「スーパーデリバリー」会員小売店数は3万6540店舗(前々期末比3635店舗増)、出展企業数961社(同36社減)、商材掲載数36万9719点(同4万9389点増)だった。

 今期(14年4月期)連結業績見通しはレンジ予想で、売上高が103億円~106億円(前期比5.2%増~8.3%増)、営業利益が2億20百万円~2億30百万円(同21.5%増~27.1%増)、経常利益が2億10百万円~2億20百万円(同19.3%増~25.0%増)、純利益が1億25百万円~1億35百万円(同6.0%減~1.5%増)としている。

 税負担正常化に伴い純利益はほぼ横這い見込みだが、質の高い会員小売店や出展企業の獲得や新サービス投入などの効果で「スーパーデリバリー」の利用が増加基調であり、さらに客単価や稼働率の上昇効果、業務効率化効果なども寄与して増収、大幅営業増益見込みとしている。

■6月の320円をボトムに下値切上げる

 株価の動き(5月1日付で1株を300株に株式分割)を見ると、6月27日の320円をボトムとして反発し水準を切り上げている。足元は400円~450円近辺のレンジでモミ合う形だが、調整が一巡して出直り態勢だろう。

 7月30日の終値435円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社レンジ予想の連結EPSの中間値23円86銭で算出)は18~19倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS246円54銭で算出)は1.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、調整は一巡しており出直り展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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