【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セキドは下値切り上げ急伸が近い、ブランド品好調

2013年7月31日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ファッション専門店のセキド<9878>(東2)の株価が徐々に水準を切り上げ100円前後が固まっている。上放れが近かそうだ。

 12年10月に家電店舗販売事業から撤退し、海外ブランド品を中心とするファッション専門店事業に経営資源を集中して収益構造改善を進めている。ファッション専門店事業については、高額のナショナルブランド、中・低価格帯のオリジナルブランド、さらにアウトレットブランドなどの品揃えを強化する方針だ。EC事業については、業務提携しているストリーム<3071>とのECサイト共同運営が順調な模様である。

■ファッション専門店事業に経営資源集中で今期の収益は大幅改善

 今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは売上高が123億円、営業利益が1億40百万円、経常利益が1億円、純利益が70百万円としている。家電店舗販売事業からの撤退に伴って大幅減収となるが、不採算事業から撤退した効果で営業損益が大幅に改善する見込みだ。事業撤退損失などの特別損失も一巡する。

 第1四半期(2月21日~5月20日)の業績は、家電店舗販売事業から撤退した影響で前年同期比31.9%減と大幅減収だったが、営業利益は前年同期の1億39百万円の赤字から24百万円の赤字へと大幅に改善した。店舗戦略では3月に1店舗の新規出店と1店舗のリニューアル、5月に不採算1店舗の閉店を実施した。構造改革が順調に進展しているようだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の89円をボトムとして徐々に水準を切り上げている。6月28日には106円、7月4日には105円まで上伸する場面があり、その後も概ね100円近辺を維持している。

 7月29日の終値100円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4円94銭で算出)は20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1円で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績のBPS253円58銭で算出)は0.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。今期収益改善見通しに再評価の余地があり、きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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