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NY株式:ダウは1ドル安、FOMC結果待ちで引けにかけて伸び悩む
*07:03JST NY株式:ダウは1ドル安、FOMC結果待ちで引けにかけて伸び悩む
30日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は1.38ドル安の15520.59、ナスダックは17.33ポイント高の3616.47で取引を終了した。堅調な企業決算やオバマ大統領が午後の演説で法人税減税案を打ち出すとの観測を受けて上昇して始まった。しかし、31日の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果および声明内容を見極めたいとの見方から積極的な買いは続かず、引けにかけて伸び悩む展開となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・同製造装置が上昇、一方で電気通信サービスやメディアが下落した。
交流サイト最大手のフェイスブック(FB)が、携帯端末向けゲーム開発者を支援するサービスを明らかにして上昇、終値は37.63ドルとIPO(新規株式公開)価格38ドルの回復が目前となった。製薬大手のファイザー(PFE)やタイヤメーカーのグッドイヤー・タイヤ(GT)は、予想を上回る決算を発表して堅調推移。5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20都市)は予想を下回ったものの、2006年3月以来で最大の伸びを記録したことで、住宅関連株に買いが広がった。
一方、革製品メーカーのコーチ(COH)が冴えない決算を発表して大幅下落。世界最大の炭酸カリウムメーカーが発表した他社との合弁事業解消の報道を受け、炭酸カリウム価格の下落が進むとの懸念から肥料メーカー各社が軟調推移となった。
31日以降、FOMC結果発表にはじまり、木曜日にECB(欧州中銀銀行)定例理事会、金曜日に米雇用統計など重要イベントが控えているが、投資家心理を示すボラティリティ指数は低位推移。現状、これらイベントに対する市場関係者の警戒感はそれ程大きくはないことがうかがえる。《KO》
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