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概況からBRICsを知ろう~インド市場は4営業日続落、金融政策レビューを控え神経質な地合いが継続
*09:55JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は4営業日続落、金融政策レビューを控え神経質な地合いが継続
【ブラジル】ボベスパ指数 49212.33 -0.42%
昨日29日のブラジル市場は3営業日ぶりの小反落。主要指標のボベスパ指数は前営業日比209.72ポイント安(-0.42%)の49212.33で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは26、値下がり42、変わらず3と売りが優勢。セクター別では、通信や金融が売られた半面、ヘルスケアや素材が高い。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。不動産や小売りなど内需関連の大幅下落が指数の足かせ。2013年末時点のインフレ予想が引き上げられたことが圧迫材料となったほか、不動産大手のムルチプラン・エンプレエンディメントスの業績悪化が嫌気された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に週間ベースで実施した最新調査(6月29日実施分)では、2013年の国内総生産(GDP)と鉱工業生産の成長率が、それぞれ前回の2.28%、2.10%に据え置かれた。一方、同年末のインフレ予想は前回の5.78%から5.83%に上方修正された。
【ロシア】MICEX指数 1398.30 -0.34%
29日のロシア市場は小反落。主要指標のMICEX指数は前営業日比4.84ポイント安(-0.34%)の1398.30で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり28、値下がり21、変わらず1と買いが優勢となった。
前日の流れを引き継いだ形で終始狭いレンジでもみ合った。多くの企業や金融関係者が夏休みに入っているため、終始閑散な商いとなった。強弱材料では、ロシア当局が小売り大手マグニト(MGNT)の全店舗を対象に衛生検査に入る方針を示したとの報道が同セクターの売り手がかり。当局は、国の衛生基準を満たさない場合、閉鎖させる可能性を示唆した。一方、マグニトは、同報道についてコメントを控えている。
【インド】SENSEX指数 19593.28 -0.78%
29日のインドSENSEX指数は4営業日続落。インド準備銀行(中央銀行)の金融政策レビューを翌日に控え、神経質な地合いが続いた。準備銀行は一連の通貨安対策を打ち出しており、会合での中心議題は政策金利よりも為替動向に移るとの見方が優勢。なお、政策金利、預金準備率は据え置きが予想されているが、市場では会合後の声明がタカ派に傾くとの警戒感が強い。また、国営最大手インドステイト銀行のチョードリー会長は30日にレポ金利と預金準備率が引き上げられる可能性に言及しており、銀行など金利敏感株には根強い売り圧力が残った。
【中国本土】上海総合指数 1976.31 -1.72%
29日の上海総合指数は大幅に4営業日続落。国家審計署(日本の会計検査院に相当)が政府債務の全国調査を行うと発表したことが弱気材料。一部の建設プロジェクトが中止されるとの懸念が高まった。また、地方政府の債務残高が予想以上に拡大していた場合、銀行の資産が悪化するとの観測が同セクターの売り手掛かりとなった。また、1995年から停止されている国債先物取引が近く再開されるとの観測を受け、株式市場からの資金流出懸念が強まった。《FA》
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