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25日の香港市場概況:5日ぶり反落、利益確定売り優勢も中国の政策期待で下げ渋る
*17:41JST 25日の香港市場概況:5日ぶり反落、利益確定売り優勢も中国の政策期待で下げ渋る
25日の香港市場では主要指数のハンセン指数が5営業日ぶり反落となり、前日比67.97ポイント安(-0.31%)の21900.96で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同25.91ポイント安(-0.26%)の9752.60、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同14.02ポイント高(+0.34%)の4151.61だった。
ハンセン指数は終日軟調な値動き。前日まで4連騰していた反動に加えて、24日の米国市場でダウ平均が下落した流れを受けて利益確定売りが優勢となった。ただ、中国で景気下支え策が発表されたこともあり、下値は限定的。指数はマイナス圏での横ばいを続けた。前日に発表された景況感指数が11カ月ぶり低水準を記録するなど、中国経済の減速感が増す中、政府は今後も小出しの景気対策を打ち出すとの見方が強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国建設銀行(00939/HK)が0.77%上昇。現地メディアによると、中国人民銀行(中央銀行)の元副総裁は、銀行預金金利の上限が早期に廃止されることはないとの見方を示した。一方、AIAグループ(01299/HK)が1.65%安。明日発表の決算では増益が見込まれているが、足元の株価上昇を受けて利食い売りが先行した。
その他の銘柄では、引き続き鉄道関連に物色の矛先が向かった。中国中鉄(00390/HK)が1.79%高、中国鉄建(01186/HK)が2.49%高で引けた。中国政府が景気対策として、鉄道建設の加速を表明したことが支援材料。鉄道建設に向けた資金調達ルートの多角化や西部・貧困地域での建設推進方針に加え、鉄道開発基金の創設が明らかにされた。
また、鉄道建設の推進で需要が刺激されるとの思惑から、安徽コンチセメント(00914/HK)などセメント株にも買いが集まった。一方、A8電媒音楽(00800/HK)が4.62%反落。ネトセキュリティ大手の奇虎360(チーフー360)による買収観測を受けて大幅続伸で始まったものの、同観測を否定するコメントを発表したことで後場売りが加速した。《KO》
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