25日の中国本土市場概況:続落、需給悪化懸念や貸出の鈍化観測が相場の重し

2013年7月25日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 25日の中国本土市場概況:続落、需給悪化懸念や貸出の鈍化観測が相場の重し

25日の中国本土市場は続落。上海総合指数は前日比12.16ポイント安(-0.60%)の2021.17、深セン成分指数は同41.25ポイント安(-0.52%)の7894.60で取引を終えた。買いが先行した後は一進一退の展開を示した。

軟調な経済指標が引き続き嫌気されたほか、需給ひっ迫懸念が強まっていることが相場の重し。招商銀行(600036/CH)に続き、京東方科技集団(000725/CH)も昨日24日夜に第4回となる増資計画を発表した。同社の調達規模はA株式市場で年内最大となる。

また、7月の新規貸出額が前月の8605億元(約14兆261億円)から7000億元前後に減少するとの見通しも銀行セクターの圧迫材料。さらに、中国企業の負債比率が約40%に上り、経済協力開発機構(OECD)構成メンバー国・地区の平均24-27%を大幅に上回っているとの報告も嫌気された。

一方、鉄道や鉄鋼、建設などの上昇が指数を下支えした。鉄鋼価格が7月に入ってから上昇傾向に転じているとの報告が好感されたほか、中西部の鉄道建設を加速させるとの政府方針が支援材料。また、政府が鉄道投融資システムの改革に着手し始めているとの報道も資金不足懸念を大幅に後退させた。そのほか、零細企業の減税や輸出支援策の発表などもサポート材料となった。《KO》

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