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明豊ファシリティワークス Research Memo(1):業界内におけるブランド力は着実に向上
*18:48JST 明豊ファシリティワークス Research Memo(1):業界内におけるブランド力は着実に向上
明豊ファシリティワークス<1717>は、建築に関して技術的な中立性を保ちつつ発注者(施主)の代行者または補助者となって施主側に立ち、基本計画や設計の検討、工事発注方式の検討、工程管理、コスト管理などを行うコンストラクション・マネジメント(以下CM)事業における国内の先駆的企業。「フェアネス」と「透明性」を経営理念として掲げており、情報の可視化等により顧客に安心感を与え、高い専門性と提案力を強みとして高い顧客満足度を獲得している。多くの実績事例を有し、業界内におけるブランド力も着実に向上し続けている。受注契約方式として、同社が施主とマネジメントフィー契約だけを結ぶ「ピュアCM方式」と、同社が施主に代わって建設業者と請負工事契約を結ぶ「アットリスクCM方式」の2通りがあり、施主が都度自由に選択できる体制をとっている。「アットリスクCM方式」は工事原価分も売上高に計上することから、「ピュアCM方式」よりも売上高は大きく増える。売上高に関しては両方式の比率によって大きく変動するため、収益動向をみるうえでは売上総利益や経常利益を指標としてみるのが望ましい。
2013年3月期の経常利益は前期比21.8%増の182百万円と3期連続で増益となった。CM事業において学校や病院、工場の新設など様々な業種からの受注案件が増加したのが主因だ。また、企業の保有資産の最適化をサポートするCREM事業も、サービス内容の拡充等によって金融機関や大企業向け中心に着実に受注案件を獲得、利益増に貢献した。
2014年3月期の経常利益は前期比53.0%増の280百万円と引き続き2ケタ増益を見込む。建設市場の拡大に加えて、CMサービスの認知度向上により同社の受注案件も拡大傾向が続いているのが主因だ。
同社の最大の強みは「フェアネス」と「透明性」をベースとした顧客との信頼関係構築力にある。新規顧客の大半は既存顧客からの紹介であり、今後もこうした強みを生かすことで更なる顧客開拓が進んでいくものとみられる。国内においてはまだCMサービスの普及率は低い状態で、逆に言えば、同社の成長ポテンシャルは極めて大きいと言える。
★Check Point
・CM事業を専業とした国内の先駆け的な唯一の上場企業
・受注先の引き合い多岐化で今期も高い増益率を見込む
・「人材の育成・強化」で一人当たりの生産性を向上へ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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