23日の中国本土市場概況:大幅続伸、ファンドの買い増し観測で上げ幅拡大

2013年7月23日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST 23日の中国本土市場概況:大幅続伸、ファンドの買い増し観測で上げ幅拡大

23日の中国本土市場は大幅続伸。上海総合指数は前日比39.11ポイント高(+1.95%)の2043.88、深セン成分指数は同279.48ポイント高(+3.64%)の7963.70で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を急速に拡大させ、大引けまで高値圏で推移した。

ファンド全体のポートフォリオのうち、株式などが占める割合が2010年7-9月期以来の低水準を更新したことを受けて、ファンドによる買い増し観測が高まった。また、6月末時点の国内金融機関の外国為替残高が前月から減少したことが預金準備率の引き下げ観測を高めた。このほか、成長率を「下限」以下に転落させないため、政府が何らかの対策を講じるとのポジティブな見方も引き続き支援材料となった。

政策面では、中国国家発展改革委員会(発改委)など政府部門がエコ家電の購入補助策を新たに検討しているとの報道が同セクターの物色手がかり。また、貸し出し金利の下限撤廃が銀行の利ザヤへの影響が限定的だとの見方や、市中銀行が一部業種への融資停止を否定したことが金融関連の買い戻し材料となった。

そのほか、鉄道総公司が今日23日に今年第1期となる鉄道債を発行すると発表したことも、鉄道整備資金の不足懸念を後退させた。同社は今年に計1500億元(約2兆4000億円)に上る鉄道債を発行する予定で、第1期の発行額は200億元の見通し。《KO》

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