後場に注目すべき3つのポイント~コア銘柄に海外勢の資金流入観測

2013年7月23日 12:18

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記事提供元:フィスコ


*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~コア銘柄に海外勢の資金流入観測

23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・主力処に外国人投資家による資金が流入と
・ドル・円は99円60銭付近、株高でドル買いが優勢に
・3Dプリンター関連が軒並み動意付くなど、個人主体の材料株物色は活発

■主力処に外国人投資家による資金が流入と

日経平均は続伸。112.23円高の14770.27円(出来高概算12億5000万株)で前場の取引を終えた。寄り付きは3ケタの下げで始まった。為替市場では円相場が1ドル99円前半と円が強含みとなるなか、利益確定の流れが優勢に。22日の米国市場ではNYダウが1ドル高と、小動きにとどまっていたことも手掛けづらい要因となった。

しかし、寄り付き直後につけた14549.06円を安値に、その後はプラス圏を回復。一時14800円を回復する局面をみせている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテイリング<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>などが強い動き。また、セクターでは鉄鋼の強い値動きが目立っていた。そのほか、非鉄金属、パルプ紙、水産農林、卸売などが堅調。一方、電力ガス、海運、ゴム製品、機械、その他金融などが弱い。

TOPIXコア30など、主力処に外国人投資家による資金が流入しているようである。昨日は参院選後の結果を受けた上昇に物足りなさがあったが、海外勢による押し目買い意欲は強そうである。また、政府は3Dプリンター技術を軸に地域のものづくり産業の競争力を強化するとの報道を手掛かりに3Dプリンター関連が動意付くなど、個人主体による材料株物色が活発である。円相場については、朝方の水準からは若干円安に振れている状況。

主力処の強い値動きが安心感につながっている。ソニー<6758>などもようやく保ち合いレンジを上放れてくるなど、トレンドが強まっている。相対的な出遅れ感があった鉄鋼の上昇についても、心理的には全体の上昇圧力につながるだろう。米国ではアップルの決算が予定されているが、足元で調整が続いている電子部品株などには買い戻しなどが意識されそうである。そのほか、TPP交渉参加を受けて、TPP関連を手掛ける動きなども意識されよう。

■ドル・円は99円60銭付近、株高でドル買いが優勢に

ドル・円は99円60銭付近で推移。ドル・円は一時99円15銭まで下げたが、99円付近には個人勢、短期筋などのドル買いオーダーが入っており、ドル・円は下げ渋った。その後、日経平均株価の上げ幅が拡大したことから、ドル買いが優勢となり、ドル・円は99円65銭まで反発。また、上海総合指数も上げ幅を拡大し、1%超の上昇になっていることも支援材料。

■今後のポイント

・日経平均株価の上げ幅拡大を意識したドル買い
・99円付近に短期筋などのドル買いオーダー残る

12時15分時点のドル・円は99円60銭、ユーロ・円は131円46銭、ポンド・円は153円08銭、豪ドル・円は92円39銭付近で推移。上海総合指数は、2038.51(前日比+1.68%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・コア銘柄に海外勢の資金流入観測、下値では押し目買い意欲が相当強い
・3Dプリンター関連が軒並み動意付くなど、個人主体の材料株物色は活発
・後場も材料株での値幅取り狙いが物色の中心か、主力株の動向にも注目

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

16:00 菅官房長官、定例記者会見《KO》

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