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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は6月ボトムから18%上昇水準で出番待ち、公共投資増が追い風
海洋土木工事の東洋建設<1890>(東1)の株価が出直り感を強めている。22日(月)の終値は260円と6月ボトムから18%戻した水準にある。公共投資増加が追い風であり、消費増税実施に向けた追加景気対策観測なども支援材料となりそうだ。
前期の売上構成比は国内土木事業55.3%、国内建築事業29.3%、海外建設事業14.9%、不動産・その他事業0.5%で、国内外での海洋土木工事を主力としている。今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増の1350億円、営業利益が同22.9%増の35億円、経常利益が同15.0%増の25億円、純利益が同17.3%増の13億円と、大幅増益見込みだ。
国内では震災復興関連の港湾インフラ工事が高水準であり、海外では前々期に受注したケニアやインドネシアの大型港湾工事も寄与する。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資の増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。
なお、ケニア共和国モンバサ港コンテナターミナル開発工事に従事していた協力会社の技術職員が強盗に襲われて死亡するという痛ましい事件が起きた(亡くなられた方とご家族の皆様には心より哀悼の意を表します)が、収益への影響は限定的だろう。
株価の動きを見ると、6月27日の年初来安値220円をボトムとして反発し、7月8日には269円まで戻す場面があった。足元では250円~270円近辺に水準を切り上げている。6月7日の222円と6月27日の220円で下値固めが完了して出直り態勢だろう。
7月22日の終値260円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は0.9倍近辺である。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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