米株式:上昇、出来高少ない中での史上最高値更新続く

2013年7月22日 23:37

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記事提供元:フィスコ


*23:38JST 米株式:上昇、出来高少ない中での史上最高値更新続く

米株式市場

債券市場に買い戻しの動きが見られる中で株式市場は以前程の買いの勢いは見られないが、S&P500は史上最高値を1695.05まで更新している。夏季に入り出来高は減少している。市場は、S&Pでみれば10日夕方(4:10PMから)の講演後のQ&A時にバーナンキ議長が緩和政策継続の意思を示し、これまでの態度を一変させてから現在までで40近く上昇しており、短期的には買われ過ぎとなっている。

先週は、17-18日のバーナンキ議長による議会証言において、17日の議会証言に続きバーナンキ議長は18日、引き締めへの3要因(経済の改善、労働市場の正常化、インフレの2%への回復)を挙げた。14年1月に任期を終える中で、バーナンキ議長による去就へのコンセンサスはリタイア、となっているもよう。9月18日に予定されている四半期ごとのプレスカンファレンスまでは氏による大きな講演・発言予定はされていない。

マクロ経済では第2四半期GDP予想引き下げが続き、バンク・オブ・アメリカ(0.9%)、モルガン・スタンレー(0.3%)、ソシエテ・ジェネラル(0.4%)、ゴールドマン・サックス(0.6%)、バークレイズが(0.5%)JPモルガンも1%にまで引き下げていた。再来週に入ると8月2日に7月の雇用統計発表が予定されている。6月は19.5万人まで増加していたものの、フルタイムの減少とパートタイムの増加が明らかになり、更に6月雇用統計ではポジティブ成長していた食品・飲料は、6月の小売り売上では食品・飲料がマイナスとなっていた。

個別銘柄では、マクドナルド(MCD)の業績が売上高と一株当たり利益共に市場予想を下回っている。先週もコカ・コーラ(KO)、ITコンサルティングのIBM(IBM)、半導体のインテル(INTC)が売上をミスしており、この傾向は続いている。

海外ではスペインにおいて、ラホイ首相が汚職疑惑について釈明していると発言している。

S&P 500は0.80高の1692.89前後で推移、ナスダック総合指数5.14ポイント高の3592.75ポイント前後で推移、ダウ平均株価は13.28ドル安の15530.46ドル。(日本時間22時35分時点)。《KG》

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