22日の中国本土市場概況:4営業日ぶり反発、上海市場は2000の大台回復

2013年7月22日 17:03

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:03JST 22日の中国本土市場概況:4営業日ぶり反発、上海市場は2000の大台回復

22日の中国本土市場は4営業日ぶりの反発。上海総合指数は前営業日比12.12ポイント高(+0.61%)の2004.76、深セン成分指数は同20.24ポイント高(+0.26%)の7684.23で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、大引けまで狭いレンジでもみ合った。上海総合指数はこの日、2000の大台を回復して引けた。

終盤に環境や通信関連の買いが広がったことが指数を下支えした。スマート・シティの推進などでソフト関連に対する需要が一段と増加すると期待されたほか、当局が月内に大気汚染の防止計画を発表すると報じられた。また、習近平国家主席が武漢市のリサイクル工場を見学し、リサイクル事業を強化する必要性があると発言したことも支援材料となった。

マクロ政策面では、成長率が下限を下回る場合、政府が何らかの対策を打ち出すとの期待が高まった。また、貸出金利の下限が撤廃されることも長期的には景気向上につながると好感された。

一方、銀行や保険などウエートの高い銘柄の下落が相場の上値を抑えた。貸出金利の下限規制が撤廃されたことを受けて、利ザヤの縮小観測が広がった。また、楼継偉財務相が大型景気対策を実施しないと改めて強調したことも景気減速懸念を強めた。そのほか、今週24日にHSBC中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値が発表されるため、積極的な買いも手控えられたもようだ。《KO》

関連記事