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テクノアルファ Research Memo(11):有機センサーは様々なアプリケーションへの転用が見込まれる
*17:08JST テクノアルファ Research Memo(11):有機センサーは様々なアプリケーションへの転用が見込まれる
■トピックス
テクノアルファ<3089>は海外で開発された独創的なデバイスや材料などの輸入販売も行っている。が、今回新たにフランスのベンチャー企業であるISORG社(注3)が開発した有機センサーの取り扱いを開始した。同センサーは有機半導体の一種で従来のシリコン系フォトダイオードセンサーに比べプリンテッド・エレクトロニクスの特長を生かし、薄さ、柔軟性、大面積(現在320x380mm、今後更に拡大)に加えて、優れたセンシング能力を備えているデバイスとなる。
有機材料は一般的にUV、湿気、酸素の影響を受けやすいが、ISORG社は大手化学メーカーと共同で、これら外的影響に強い材料の開発に成功。また、同有機センサーは、ユーザニーズに応じた回路設計、形状対応(ガラス・プラスチック・紙上への生成など)及び 可視光や近赤外光など様々な光環境にも対応することが可能といった特徴を持っており、従来にない光センサーやモーションセンサー、イメージセンサとして様々なアプリケーションへの転用が見込まれている(表参照)。
6月に国内で開催されたエレクトロニクス実装技術の展示会に出展した際には、画期的な技術として第9回JPCA賞を受賞しており、今後の動向が注目されよう。
(注3)ISORG社:CEA(フランス原子力庁)傘下の産業研究開発機構新エネルギー部門 CEA-LITENの下で、2010年に創立された有機半導体/プリンテッドエレクトのパイオニア的メーカー。現時点において、ISORG社は有機エレクトロニクス分野での有機センサーの印刷製造技術を確立し、製造を行っている世界をリードする企業の1社である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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