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テクノアルファ Research Memo(1):受注は回復傾向で新商材の動向にも注目
*17:03JST テクノアルファ Research Memo(1):受注は回復傾向で新商材の動向にも注目
テクノアルファ<3089>は半導体装置の輸入商社から計測・検査システム機器の製造販売へと展開。パワー半導体用ワイヤボンダーでは国内シェア約5割とトップクラス。事業提携、M&Aにも積極的。
6月28日付で発表された2013年11月期の第2四半期(2012年12月-2013年5月期)累計の連結業績は、売上高が前年同期比22.0%減の1,096百万円、経常利益が同59.0%減の80百万円と2桁台の減収減益となった。国内自動車生産の落ち込みや設備投資関連の冷え込みを背景に、主力のパワー半導体用ワイヤボンダーの売上が前年同期比3割減と急減したのが主因だ。
一方で、足元の受注は5月に入って半導体装置やマリン機器でそれぞれ200百万円の大型受注が入るなど、回復の動きも見え始めている。エコカーを中心とした自動車生産の回復に加えて、冷え込んでいた設備投資需要もここにきて動きが出始めており、第3四半期以降は業績も上向きに転じてくる見通しだ。
パワー半導体分野では電力変換効率の高いSiC系の次世代パワー半導体が立ち上がりつつあり、同半導体に対応したワイヤボンダーの需要も今後見込まれる。マリン機器では大型船舶用の救命ボートが引き続き堅調なことから、業績は2014年11月期に向けて拡大していくものと予想される。
また、同社は新商材としてフランスISORG社が開発した有機センサーの取り扱いを開始した。同センサーは光センサーやモーションセンサーとして様々な用途開発が期待される新デバイスで、6月に開催されたエレクトロニクス実装技術の展示会に出展した際には、画期的な技術として表彰を受けており、今後の動向が注目されよう。
★Check Point
・収益はパワー半導体の生産動向と相関が高い
・事業環境は回復傾向、大型受注は3Q以降の売上計上へ
・30%程度の配当と自社株買い実施など株主還元にも積極的
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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