「バーナンキFRB議長の議会証言を読み解く」

2013年7月18日 16:43

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:43JST 「バーナンキFRB議長の議会証言を読み解く」
今回のバーナンキFRB議長による下院での議会証言は、無難な表現に終始していた。

よく言えば、両論併記し、別の言い方をすれば、お茶を濁す程度の表現というもので

あったわけだ。。


とはいえ、詳細をみていくと、これまでとは微妙に温度差が感じられるものであっ

た。とりわけ、バーナンキFRB議長は一時期、タカ派的なスタンスだったことからす

ると、如何に、今回、自らをハト派的な立場を示そうとしていたか、のようであっ

た。

インフレに関する同氏の発言のトーンだ。


6月までの同氏のスタンスは、インフレに対しては一時的というものであった。今回

の証言でも、同様なスタンスのようだったが、ただ、今回は「極めて低いインフレ率

は、例えば実質資本コストの上昇によって、景気全般に悪影響を与え、デフレリスク

を高める」とも語っていたのである。

デフレリスクについての言及は、場合によっては量的緩和の強化に繋がるのであり、

それを今回、バーナンキFRB議長は語ったわけだ。

気がつけば、量的緩和強化論が、近々にも出てくることになってもおかしくはないよ

うだ。《FA》

関連記事