米株式:上昇、近い将来まで緩和政策必要と態度一変 

2013年7月11日 23:55

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記事提供元:フィスコ


*23:55JST 米株式:上昇、近い将来まで緩和政策必要と態度一変 

米株式市場

S&P500は大きくギャップアップした後に現物寄り付き後に上げ幅を縮小している。

10日午後(東部時間2PM)の議事録では多くの委員が量的緩和の縮小を開始する前に、一段の雇用の回復を確認する必要があるとの考えを示していたことが明らかとなった。現物引け後の夕方(4:10PMから)のバーナンキ議長の講演後のQ&Aでは、緩和政策継続への意思を示して6月19日のプレスカンファレンスから態度を一変、先物は大きな出来高を伴って上昇した。

バーナンキ議長は来週17-18日に議会証言を控えている中で、今回の講演は大きなイベントにならない可能性が高いとの見方から市場は大きなサプライズと捉えたもよう。ただ先の議会証言の前に債券市場の下落(利回りの上昇)&モーゲージ利回りの上昇を踏まえた上での発言とも捉えられる。

ただ少なくともセルサイドの間では、Q&Aの後の態度に変化は見られないようだ。6月の連邦公開市場委員会後に発表された6月の雇用統計を背景にバークレイズは9月の資産購入縮小予想を維持している。バンク・オブ・アメリカは成長の減速などを理由に12月にまで縮小は遅れるとの見方を維持している。S&Pは縮小開始は年末からとの見方を示している。

個別銘柄では、KFCやタコベル、ピザハットを傘下に持つヤム・ブランズ(YUM)が決算時に中国部門は回復するとの見方を示している。

S&P 500は15.27高の1667.89前後で推移、ナスダック総合指数35.08ポイント高の3555.84ポイント前後で推移、ダウ平均株価は124.78ドル高の15416.44ドル。(日本時間22時35分時点)。《KG》

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