ティア Research Memo(12):積極的な新規出店により売上利益で同業他社を上回る成長

2013年7月11日 17:36

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記事提供元:フィスコ


*17:36JST ティア Research Memo(12):積極的な新規出店により売上利益で同業他社を上回る成長

■同業他社比較、株主還元策

(1)同業他社比較

葬儀社で株式上場をしている企業はティア<2485>以外に現在3社ある。関西地域、首都圏、山陰地域で葬儀サービスを展開している燦ホールディングス<9628>、神奈川県、都内で展開するサン・ライフ<4656>、神奈川県内で展開する平安レイサービス(平安レイ)<2344>だ。サン・ライフと平安レイは冠婚葬祭事業に介護事業も手掛けている。

2009年度以降の売上高、及び営業利益の成長性をみると、いずれも同社が同業他社を上回って成長を続けていることがわかる。これは積極的な新規出店によるところが大きい。また、一方で利益率に関しては燦ホールディングスとは同水準であるものの、サン・ライフ、平安レイと比較すると2倍近い差が開いている。葬儀会館の規模等の違いもあり一概には言えないが、例えばサン・ライフの2013年3月期の葬儀単価は129.6万円とティアの110万円と比較すると18%ほど高い水準にあり、この価格差が利益率の差になっているとも考えられる。前述したように、ティアは「適正な葬儀費用で顧客から感謝されるサービスを提供する」ことを経営方針としており、そこから導き出された価格と利益率ということかもしれない。

次に株価指標についてみると、同業他社と比較して予想PER、実績BPS、配当利回りといずれも高い評価を受けていることがわかる。同社の成長性に対する期待の表れと言えよう。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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