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9日の中国本土市場概況:まちまち、成長鈍化懸念などで上値の重い展開
記事提供元:フィスコ
*17:02JST 9日の中国本土市場概況:まちまち、成長鈍化懸念などで上値の重い展開
9日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比7.18ポイント高(+0.37%)の1965.45、深セン成分指数は同37.15ポイント安(-0.49%)の7600.47で取引を終えた。両市場ともこう着感の強い展開を示し、上海市場は中盤からプラス圏を回復した。
前日の大幅下落を受けた反動からソフトや資源、医療、航空などの一角に買い戻しが広がった。また、商品価格の上昇も関連銘柄の物色手掛かりとなった。
一方、指数の上値は重い。シティグループが中国の成長予想を引き下げたことが嫌気されたほか、中国の経済成長をけん引してきた中西部の成長失速が成長鈍化懸念を強めた。また、住宅ローンや自動車ローンの引き締め観測も引き続き関連銘柄の売り手掛かり。そのほか、デフレ懸念が高まっていることも相場の重しとなった。
統計局は今日9日、6月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.7%上昇し、前月の2.1%から加速したと発表。生産者物価指数(PPI)は同マイナス2.7%だった。下落幅は前月のマイナス2.9%からやや縮小したが、16カ月連続の低下。中国経済がデフレに陥る可能性があると警戒された。
なお、シティグループは最新リポートで、今年の中国の成長見通しを従来予想の7.6%から7.4%に引き下げた。シティのほか、バークレイズ銀行なども相次いで中国の成長予想を下方修正していた。さらに、中国政府が大型の景気刺激策や金融緩和を実施しない方針を示しており、今年の成長率が予想以上に鈍化すると懸念する声が広がっている。《KO》
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