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日本トリム Research Memo(11):米国での変異遺伝子解析キット販売事業が収益面で貢献
*18:52JST 日本トリム Research Memo(11):米国での変異遺伝子解析キット販売事業が収益面で貢献
■2013年3月期の連結決算
(2)セグメント別の業績
○医療関連事業
売上高は前期比194.9%増の150百万円、営業利益は82百万円の黒字(前期は16百万円の赤字)に転換した。
収益面で大きく貢献したのは、米国での変異遺伝子解析キットの販売事業である。米国の地方自治政府の高齢者向け医療保険であるメディケアを対象とした検査を実施する会社からの需要が急増し、業績が急成長している。売上高156万ドル(約1億3,000万円)と一気に伸びた。また、この事業は、売上高営業利益率が約68%と非常に高く、106万ドル(約9,100万円)の営業利益を確保し黒字化となった。さらに、円安の進行で日本トリムからの貸付金に関連して114百万円の為替差益が発生、連結業績における経常利益と当期純利益の過去最高更新にも貢献した。
医療・予防医療分野では、すでに事業化している透析用の電解水素水で進展が見られた。採用されているベッド数こそ110床と前年度に比べてほぼ横ばいだったものの、日機装<6376>と提携、日本トリム<6788>を通じて病院に透析液用の電解水素水生成装置の販売を始めた。また、独立行政法人科学技術振興機構と福島県医療福祉機器開発事業から、補助金計230百万円を取得した。
世界展開への布石も着々と打った。欧州最大の医療機関であるスウェーデンのカロリンスカ研究所との電解水透析の共同臨床研究を開始。欧州での事業化に向けた第一歩を踏み出した。2013年2月に開催した第6回の電解水透析研究会では、2012年の約2倍にあたる150人の医師や専門家らが参加し、興味の高さを印象付けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト柄澤邦光)《FA》
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