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日本トリム Research Memo(10):職域販売と取付紹介販売が総販売台数で過去最高を更新
*18:51JST 日本トリム Research Memo(10):職域販売と取付紹介販売が総販売台数で過去最高を更新
■2013年3月期の連結決算
(2)セグメント別の業績
○ウォーターヘルスケア事業
売上高は前年度比10.2%増の10,539百万円、営業利益は同6.2%増の2,102百万円の増収増益となった。
国内の整水器販売では、営業員に紙の資料に代えてiPadを支給し、視覚に訴えるプレゼンテーションにするなどの改革を実施し、職域販売と取付紹介販売が総販売台数で過去最高を更新、店頭催事販売では営業員1人当たりの販売台数が過去最高を更新した。職域販売では、セミナー1回あたりの販売台数を指標として販売効率の向上に取り組み、2012年12月以降に目標水準をほぼ達成。2012年4月から11月の平均台数2.4台が12月から2013年4月の平均台数2.9台まで上昇した。
また、成約率向上のための施策として、日本トリム<6788>では消費者の口コミの拡大などのPR対策の強化に努めている。具体的には、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの活用、FacebookとTwitterページの開設といったインターネット上でのPRに力を入れた。また、インターネットばかりでなく、顧客向けのセミナーや座談会、料理イベントなど、従来の販売会とは違った集客イベントなども開催した。
その結果、職域販売の売上が前年度比2.6%増の4,338百万円、取付紹介販売が同9.6%増の1,339百万円、店頭催事販売が同14.2%増の595百万円となった。
一方、国内の整水器事業という観点からは、浄水用のカートリッジ販売も拡大し収益に貢献した。同販売の売上高は前期比9.4%増の2,649百万円となったが、これは安定収益を生めるストックビジネスの強化を意識的に展開した結果である。具体的には、整水器の効果を継続的に得るために、浄水カートリッジの定期交換が大切であることを啓蒙、訴求するため、ユーザーへの情報発信を強化した。
海外事業は、インドネシアでは経済成長に伴う質の高い飲料水の需要拡大で、売上高は前期比20.6%憎の27,261百万ルピア(約284百万円)となり、利益も2期連続の黒字となった。また、ボトル水販売を行っている合弁会社を持ち分法適用会社から連結子会社にした結果、同国での業績の連結業績への貢献度合が高まった。
中国、台湾での整水器販売は、領土問題などから苦戦したが、中国では、通期黒字を初めて達成した。
農業分野では、基礎研究がほぼ終了。2014年3月期は事業化の年になると予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト柄澤邦光)《FA》
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