USS Research Memo(2):主力のオートオークションでは圧倒的な市場シェアを維持

2013年7月2日 19:35

印刷

記事提供元:フィスコ


*19:35JST USS Research Memo(2):主力のオートオークションでは圧倒的な市場シェアを維持

■事業概要

(1)オートオークション

オートオークション運営会場を国内17カ所で展開している業界最大手。同社の売上高の72.6%、営業利益の97.2%(2013年3月期、以下同)を占める中核事業で、主な収入は、出品会員から徴収する出品手数料、成約手数料と落札会員から徴収する落札手数料からなる。

USS<4732>グループの市場シェアは、2012年(暦年ベース)で31.5%と2位以下を大きく引き離し、会員数も4.5万社(2013年3月末)と圧倒的な数を誇っている。東京会場や名古屋会場など大規模な会場を郊外に立地し、大量の出品台数を提供することで集客を増やす戦略をとっているのが特徴だ。

地域別出品台数シェアは下表の通りで、USSグループは北海道、関東・甲信越、中部、九州・沖縄地区で高いシェアを持っている。半面、近畿、中国・四国地区ではシェアが10%台と低水準にとどまっている。近畿ではJAAの100%子会社であるHAA神戸が36.8%と強く、全国7ブロックのなかで唯一、トップシェアを獲得していない。市場シェアは取扱量が多い中古車販売事業者をいかに多く取り込めるかが鍵を握っていると言える。同社グループ内における出品台数の地域別構成比では、関東・甲信越が43.6%、次いで中部が26.8%となっており、この2ブロックで全体の70%の比率を占めていることになる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

関連記事