「ダドリーNY連銀総裁の言葉の重み・・・に関する考察」

2013年7月1日 16:47

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記事提供元:フィスコ


*16:47JST 「ダドリーNY連銀総裁の言葉の重み・・・に関する考察」
先週、ダドリーNY連銀総裁が、講演において「労働市場の状況と経済成長の勢いが

連邦公開市場委員会(FOMC)の予想よりも良くない場合、そうした状況は近年見

られたことだが、資産購入はペースを速めた形でより長期間継続されるとみている」

と語っていた。このことをきっかけに米国債相場は一時反発した。

この発言を受けて、量的緩和の長期化期待も高まったわけだが、とはいえ、この日の

ダドリー総裁は、先のFOMCの声明文をトレースした程度で、あまり新鮮味のないコメ

ントであったといえるものの、ポイントはNY連銀総裁が発言したということであっ

た。

NY連銀は、その他地区連銀とは、はっきりいって格が違うのである。NY連銀は、

常にFOMCでは投票権を保持しており、他の地区連銀とは、別格とみられているのであ

る。実際、FRBが行う日々の金融調節はすべてNY連銀が行っているからだ。だか

ら、FOMCへの決定においても、その影響力は強いのである。

その発言の重みを我々は理解しておく必要がある。《FA》

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