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【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】インフォコムは底値サインの下ヒゲ足が出現、クラウド強化も注目材料、PER9倍で割安
ITソリューションやコンテンツ配信などを展開するインフォコム <4348> (JQS)の株価はやや軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。前週は6月第1週に続いて、底値サインといわれる下ヒゲ足となっている。
日商岩井と帝人 <3401> から分離したシステム開発会社が経営統合し、携帯電話事業者、医薬医療関係機関、官公庁、教育関係機関向けのITサービスに強みを持ち、電子書籍配信サービスも06年から「めちゃコミック」を運営している。中期計画では重点領域として、コンテンツ配信などのネットビジネス事業、製薬企業向けMR活動支援システムなどのヘルスケア事業、Web-ERPソフトなどのGRANDIT事業を掲げ、クラウドサービス、電子書籍、ソーシャルゲーム関連なども強化する方針だ。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比7.0%増の400億円、営業利益が同2.8%増の36億円、経常利益が同3.2%増の36億円、純利益が同5.8%増の22億円としている。先行投資負担が利益圧迫要因だが、ITサービス事業ではヘルスケアとGRANDIT、ネットビジネス事業では電子書籍とソーシャルゲームが牽引して増収増益見込みだ。6月11日には、韓国のインターネットコンテンツ配信市場に対して、日本発の電子書籍の提供を6月下旬から開始すると発表している。
なお5月9日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を200株に分割し、単元株式数を100株とする。投資単位の金額は実質的に現在の2分の1となる。
株価の動きを見ると、5月14日の年初来高値21万3700円から反落して6月7日に13万6600円、6月26日に13万5300円まで調整する場面があった。しかし6月28日(金)は14万7000円まで急反発している。
6月28日の終値14万5300円を指標面(株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5920円73銭で算出)は9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3500円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS12万8367円64銭で算出)は1.1倍近辺である。
週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋る動きを強めている。調整のほぼ最終局面だろう(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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