DVx Research Memo(4):26期連続の増収増益、償還価格引下げのなか収益性を向上

2013年6月28日 20:40

印刷

記事提供元:フィスコ


*20:40JST DVx Research Memo(4):26期連続の増収増益、償還価格引下げのなか収益性を向上

■決算動向

(1)2013年3月期の通期業績

2013年5月15日付で発表された、ディーブイエックス<3079>の2013年3月期の通期業績は、売上高が前期比11.6%増の22,872百万円、営業利益が同26.0%増の1,124百万円、経常利益が同26.7%増の1,106百万円、当期純利益が同43.4%増の682百万円となった。26期連続の増収増益を継続したほか、1株当たり配当金も25円と株式上場(2007年4月)以来の連続増配記録を更新している。

売上高営業利益率は4.9%と前期比で0.5ポイント上昇した。2年に一度改定される保険償還価格の引下げの影響があるなかで、引き続き収益性を向上させたのは注目されよう。営業利益率を分解すると、粗利益率が前期比0.3ポイント低下したものの、販管費率が0.8ポイント低下したことが営業利益率の上昇に寄与した格好となっている。粗利益率の低下要因は、相対的に利益率が低い不整脈事業の好調が挙げられる。同事業の増収率が13.6%増と大きく、売上構成が前期の80.9%から82.3%へと上昇した影響が大きい。

一方、販管費率の低下要因は、増収効果に加えて人件費や賃借料などの固定費を抑制できたことが大きい。人件費に関しては、人員の増加は続いているものの、新規採用において新卒者を中心に採用するなど、全体的に若返りが進んでいることで総人件費が抑えられた格好となっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《SY》

関連記事